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第3章 義父のもの

あとからあとから、涙が溢れて止まらなかった

拭っても拭っても…嗚咽がでてしまうくらい泣いた


義父が駆け寄り愛を身体が折れそうなくらい
抱きしめた

愛は余計にパニックに陥った

愛「いやー!!はっ…離して!!近寄らないで！」

愛は義父の腕の中で必死にもがき抵抗したが、女の非力が男に叶うわけがない

それに気がついたのだ

義父が愛を落ち着かせようとして、とった行動なのだと。

義父は抱きしめながら
「離さないよ、ゆっくり深呼吸して
落ち着いて…呼吸整えて」

背中に回された大きな手が温かかった

義父「泣かないで…愛さん。可愛い顔が台無しだよ」

そう言って

先ほどとは違う優しいキスをしてきた