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カノジョ
第8章 あんなカノジョ《再々》
目まぐるしく思考が切り替わっていく。
「アタシにも彼氏が出来たって……」
ストレッチ効果なのか、先程までの不安は何処かへ追いやられ、彼氏が出来ない事をぼやき始めた。
校舎内の階段で思わず目撃した、真希の性行為が頭を過ぎる。
撓わな胸を激しく揺らし、パイパンのワレメにモノを咥え込んで、ダラダラとイヤらしいおツユを溢れさせて喘いでいた。
胸を床と自身の体で押し潰した儘で動きが止まる。
「…アタシみたいな……ビッチには……恋愛なんてムリかもなぁ………」
彼氏との性交でよがる真希とは裏腹に、恋愛感情の無い男を相手によがり狂う自分。
最初はイヤだと言っていても、最後には全身に精液を浴びた体を痙攣させて気を失う淫らな自分。
カジノに行くようになって、杏子は何人の男を相手に精液を浴びたのか覚えていなかった。
余りにも掛け離れた真希との違いに、杏子は羨ましさを感じていたのだった。
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