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カノジョ
第3章 そんなカノジョ
「えっ? あっ、ちょっ、ちょっと、きょっ、恭子姉っ!?」
「ほらほらぁ」
困惑するケイの言葉を尻目に、手際良くケイの上半身を丸裸にする恭子。
「こっちもさっさとぉ……」
「いや、そこはちょっと。だから、今はマズいってっ。きょ、恭子姉っ!?」
ズボンへと手を伸ばされて、更に慌てふためくケイ。
間近にある恭子の肢体に、更に股間を盛り上げていただけに、脱がされまいと抵抗を見せる。
「んもぉ。昔は一緒に水遊びもした仲でしょお? 今更何をぉ…」
「昔と今は違うのっ。違うからダメだってぇぇぇっ!」
ケイの叫びが閑静な田舎に響く。
「あらあらぁ…ケイくんったらぁ……」
ケイの抵抗を巧みな指裁きで躱しきった恭子。
ズボンのファスナーさえも下ろした所で、指先の感触に思わず声を洩らしたのだった。
「ケイくんもぉ、大人になったのよねぇ」
「だ、だから、恭子姉っ」
トランクス越しに感じる固さと熱さ。
モノの感触に感嘆する恭子に、恭子で興奮していた事がバレて狼狽えるケイ。
「私でぇ、こぉんなにしちゃうなんてぇ……。ケイくんったらぁ……」
ノンビリとした口調に、鼻に掛かる甘い声。
恭子の白魚の様な指先が、トランクスの上からモノを撫で回す。
「ちょ、ちょっと…恭子……姉………」
軽く擦る刺激にケイは眉を寄せる。
軽く舌舐めずりをして妖艶さを増した恭子の表情に、興奮は昂ぶるばかりだった。