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カノジョ
第3章 そんなカノジョ
薄い生地をカラダに貼り付かせ、その見事な肢体を晒け出している恭子。
「まぁ、今日は暑いしぃ…。直ぐに乾くわよねぇ」
転んでずぶ濡れになった事も気になっていないかのような変わらない口調。
剰え、タンクトップの裾を指先で抓むと、徐に捲り上げたのだった。
ブルンと弾む、迫力満点の撓わな胸。
五百円玉大の沈色した乳輪や、小指の先程の大きさの乳首までも露わになる。
「ちょっ、きょ、恭子姉っ。こんな所で……」
「あらあらぁ。人通りなんてそんなにないんだからぁ、大丈夫よぉ」
さっきまでの欲情を吹っ飛ばして慌てるケイを前に、恭子はショートパンツさえも脱ぎ取って、白いショーツだけの姿になっていく。
「で、でも、すぐそこ、道だし……」
「ケイくんたらぁ、心配性ねぇ」
危惧するケイを余所に、恭子は濡れた衣類と野菜を岩の上へと並べ微笑むだけだった。
「し、しかし、いくら田舎だからって………」
折角吹き飛んだ筈の欲情。
慌てるケイの言葉は、ショーツ一枚だけの恭子を前に続くことは無かった。
キュッと括れたウエストから視線を下へとやれば、白いショーツの生地を透かす黒い翳り。
歩けばタユンと揺れる爆乳。
ゴクリと喉を鳴らして、ムチムチしたオンナの色香を振り撒く恭子の姿を見詰めるケイであった。
「ほらぁ。いい加減ケイくんもぉ……」
再び欲情を掻き立てたケイの前へと立った恭子は、痺れを切らして腕を伸ばしたのだった。