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カノジョ
第4章 こんなカノジョ《再》
お尻の谷間に沿うように宛がわれる指。
太い指先が紐をずらして、アナルを擦ってくる。
「んふぅっ…んんぅっ……」
手摺をギュッと掴んで刺激を堪える。
それでも勝手に鼻が甘く鳴り、腰が勝手にくねりだす。
膝がガクガクと震わせ、脳を刺激してくる指。
知らず知らずに内股になりながらも、痴漢の指の動きにお尻が勝手に突き出していく。
…んあぁっ……こんなトコで……
…感じちゃ…イケない…のにぃ………
分かっていても、アナルと襞を擦られる刺激に耐えられない。
電車が揺れる振動音に混じって、‘クチュッ…クチュッ…’とイヤらしい音が聞こえてくるような錯覚。
…もう…真希……あんなに…グチョグチョに………
濡れている恥ずかしさと共に、カラダの火照りは熱さを増していった。
痴漢にも感じて濡れている事など、とうに悟られているに違いなかった。
痴漢が相手なのに、電車の中でアソコを濡らす淫乱オンナ。
ネットで見た、様々な書き込みが脳裏を過ぎった。
淫乱露出オンナ。
ヘンタイマゾビッチ。
否定できない想いが、脳内に白い靄を掛けていった時だった。
「んぁっ………」