この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夢を見るころ
第5章 る

そう思って、部屋の階までエレベーターで上がった。
この階、だったよ・・・ね?
表札が出ていないその部屋を
恐る恐るチャイムを鳴らす。
しばらく待ってもなんの音沙汰もないので
この部屋じゃないのかも。
それか・・・寝ているのだろうか?
もう1度鳴らすか鳴らさないか
迷っているうちに、奥の方で音がして
ああ、誰か人がいる。と感じた。
たとえ部屋を間違えていたとしても
その人に篠塚さんの部屋番号を聞けるかも。
そんな風に思って
ガチャッとドアの鍵の開く音がした。
ほんの少し、開いたドアから覗いた顔は、女の子で。
私は一瞬言葉に詰まった。
「あの・・・篠塚さんの部屋・・は?」
「篠塚さんの部屋ですけど。どちら様ですか?」
この衝撃に何と返事をしていいのか、分からなかった・・・
この階、だったよ・・・ね?
表札が出ていないその部屋を
恐る恐るチャイムを鳴らす。
しばらく待ってもなんの音沙汰もないので
この部屋じゃないのかも。
それか・・・寝ているのだろうか?
もう1度鳴らすか鳴らさないか
迷っているうちに、奥の方で音がして
ああ、誰か人がいる。と感じた。
たとえ部屋を間違えていたとしても
その人に篠塚さんの部屋番号を聞けるかも。
そんな風に思って
ガチャッとドアの鍵の開く音がした。
ほんの少し、開いたドアから覗いた顔は、女の子で。
私は一瞬言葉に詰まった。
「あの・・・篠塚さんの部屋・・は?」
「篠塚さんの部屋ですけど。どちら様ですか?」
この衝撃に何と返事をしていいのか、分からなかった・・・

