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きみに鎖を
第3章 ーーー
♢♦︎♢♦︎
「....はぁ..レナ?」
達してもなお、男をきゅうきゅうと絞め続けるレナの媚肉。しばらくその感触に浸っていた男が、レナの意識がないことに気づきふっと苦笑いを零す。
「...お前は、本当に....覚えていないのか...?」
切なそうに歪められた双眸。普段の彼からは想像つかない、まるで母親とはぐれた幼子のような、不安で悲しくて寂しいーーーそんな表情。
「もう離さない...レナ....」
繊細な宝物を愛でるような優しい手つきで眠るレナの華奢な身体を撫で、次の瞬間、その細い腰をつかみいまだレナの中を穿っていた自身をがつがつと激しくふるい。
ひたすら己の快感だけを追い続けたのであった。