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Love adventure
第2章 記念日。
ほなみは、あぐりの腕の中から出て、リビングのテーブルの上のラッピングされたチョコレートを紙袋に入れ始めた。
「浜田さんて誰よ」
「うん。なんか、このマンションの筋向かいのライブハウスの従業員さんみたいだよ……
あとこれは予備」
「えっ?それって今日行くライブハウスだよね?」
「……えっ」
ふたりは顔を見合わせた。
あぐりはバッグからチケットを出してみせる。
そこに書かれている文字を読み、ほなみは声を上げそうになった。