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Love adventure
第2章 記念日。
(――何故だか分からないけど、私、変な気持ちになってしまったみたい……)
あぐりの胸に頭を預け、考えるが答えは出ない。
「 まあ~旦那にあげるチョコなんて義理だけどさ!差し上げるこちら側も義理。受け取る側も義理、みたいな!嫌になっちゃうわよねえっ!
でもさ、記念日てやっぱり特別だし……ん?また今年もチョコを作ったの!?部屋の中、甘い匂いがするわあ」
あぐりは、ほなみの頭を撫でながら鼻をひくひくさせた。
ほなみは可笑しくなって吹き出す。
「……あはは。わかる?会社に差し入れで持っていくのと、近所を散歩した時に会う
"浜田さん"にあげる分と……」
あぐりの胸に頭を預け、考えるが答えは出ない。
「 まあ~旦那にあげるチョコなんて義理だけどさ!差し上げるこちら側も義理。受け取る側も義理、みたいな!嫌になっちゃうわよねえっ!
でもさ、記念日てやっぱり特別だし……ん?また今年もチョコを作ったの!?部屋の中、甘い匂いがするわあ」
あぐりは、ほなみの頭を撫でながら鼻をひくひくさせた。
ほなみは可笑しくなって吹き出す。
「……あはは。わかる?会社に差し入れで持っていくのと、近所を散歩した時に会う
"浜田さん"にあげる分と……」