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Love adventure
第19章 智也の激情②
 ほなみは、さりげなさを装い彼の腕をすり抜け、床に落ちたタオルと石鹸を拾った。

「うん……久し振りに帰ったんだし、疲れてるでしょ?今夜はゆっくり休んで……
 その前に、お風呂にしたら?」

 智也の目が身体を舐め回す様に見ている。
 ほなみは背を向けて慌てて胸元をかき集めた。
 智也に乱され、裸で居るよりも恥ずかしい格好だ。
 ブラウスははだけ、乳房は半分あらわになり、スカートも太股までずり上がり、タイツも破かれている。

「わ、私……着替えて来る……」

 バスルームから出ようとドアに手を掛けたが、智也に羽交い締めにされてしまった。

「――全部、脱げばいい……」

 智也は、ほなみが乱れた服を直したそばから、脱がしにかかってきた。

「やあっ……」

 抵抗するが、あっという間に全部を床に放り投げられた。
 智也は、ほなみに口付けながら、自らも器用にシャツを脱いだ。

「……やめ……智也っ……あっ」

 ズボンを脱ぎながら、片手で巧みに乳房を摘ままれ、揉み上げられる。
 ほなみは、2度目を初めて求められたのだ。

「智也……っ……も、もう……休んで……ああっ」
「……まだ足りない……」

 熱くなった物が、トランクスの上からでも大きく尖って、存在を主張している。
 ほなみはゾクリとして逃げ出したくなったが、強く腕をつかまれて身動き出来ない。

「……ほなみが……イい……て言うまで……止めない……」
「な、何を言って……んんっ」

 烈しく唇を貪られ、頭がクラクラする。
 長い長い口付けが終わると、強引に手を引っ張られバスルームへと誘われた。
 シャワーの栓を捻り熱い湯が降り注ぐ。
 智也は下着を脱ぎ、屹立した下腹部をほなみに見せてきた。

「わかるだろ……我慢出来ないんだ……」
「……待って智也……何だか怖い……っ」

 ほなみは、涙目で首を振った。




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