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Love adventure
第41章 Love meeting ①
「あぐり」
「ひっ!?」
野村があぐりのサングラスを指で少しずらし目を覗き込むと、その目は少し赤くなっていた。
「……何かあった?」
「何かあった~?――じゃないわよ!
あんたのせいでしょっ?」
「……俺?」
野村は口をぽかんと開けた。
「あんたとあんな事になったから私……っ」
『スプリングチェリーフラペチーノトールサイズ七つとクレイジーチキンサンド七つでお待ちのお客様!お待たせ致しました』
店員の元気な声に、言いかけた言葉が遮られる。
「ありがとう」
野村がニッコリ笑い、スマートな仕草で商品を受け取ると店員は頬を染めている。
注目を浴びていた野村だったが、周りの女性がヒソヒソと何か話しているのがあぐりの耳にも入ってくる。
「あの人カッコイイ――」
「ホストかな?」
「でもなんか見たことあるかも――」
「早く戻ろ!皆お腹空かせて待ってるよ!」
あぐりは野村の手を引っ張り店から出た。
「ひっ!?」
野村があぐりのサングラスを指で少しずらし目を覗き込むと、その目は少し赤くなっていた。
「……何かあった?」
「何かあった~?――じゃないわよ!
あんたのせいでしょっ?」
「……俺?」
野村は口をぽかんと開けた。
「あんたとあんな事になったから私……っ」
『スプリングチェリーフラペチーノトールサイズ七つとクレイジーチキンサンド七つでお待ちのお客様!お待たせ致しました』
店員の元気な声に、言いかけた言葉が遮られる。
「ありがとう」
野村がニッコリ笑い、スマートな仕草で商品を受け取ると店員は頬を染めている。
注目を浴びていた野村だったが、周りの女性がヒソヒソと何か話しているのがあぐりの耳にも入ってくる。
「あの人カッコイイ――」
「ホストかな?」
「でもなんか見たことあるかも――」
「早く戻ろ!皆お腹空かせて待ってるよ!」
あぐりは野村の手を引っ張り店から出た。