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Love adventure
第43章 Love meeting ③
ふたりが隣の寝室で愛し合う声や振動が伝わる中、リビングに残された面々は居心地悪くランチをしていた。
「ふん……なかなか良い声で啼くじゃないか……あの女……」
綾波の言葉に、三広はチェリーフラペチーノを噴く。
亮介が顔をしかめてタオルを渡した。
「……鼻からも出てるぞ」
「うう……すまん」
三広は真っ赤になり、鼻をタオルで押さえる。
リビングでの会話が途切れると寝室の声が聞こえてしまい、その度に微妙な空気になった。
「……俺達も向こうの寝室で……しようか」
野村はあぐりの耳元に小さく囁くが、腹を殴られソファに崩れ落ちる。
「……全く……バカっ!」
あぐりは耳まで真っ赤に染めてクレイジーチキンサンドを頬張った。
『あ……ああ……西く……もうダメ……』
『もう……?まだ早いよ……もっと気持ちよくしてやる……』
『や……あっ!そんなことっ……変に……なっちゃ……』
『変じゃない……すごく……可愛いよ……っ』
し――んとしたリビングに、また愛の営みの声が伝わってしまう。
流石に亮介も咳ばらいして視線を泳がせ、三広は鼻血が吹き出す前に予防策で鼻にティッシュを詰め込んで待機している。
「ふん……なかなか良い声で啼くじゃないか……あの女……」
綾波の言葉に、三広はチェリーフラペチーノを噴く。
亮介が顔をしかめてタオルを渡した。
「……鼻からも出てるぞ」
「うう……すまん」
三広は真っ赤になり、鼻をタオルで押さえる。
リビングでの会話が途切れると寝室の声が聞こえてしまい、その度に微妙な空気になった。
「……俺達も向こうの寝室で……しようか」
野村はあぐりの耳元に小さく囁くが、腹を殴られソファに崩れ落ちる。
「……全く……バカっ!」
あぐりは耳まで真っ赤に染めてクレイジーチキンサンドを頬張った。
『あ……ああ……西く……もうダメ……』
『もう……?まだ早いよ……もっと気持ちよくしてやる……』
『や……あっ!そんなことっ……変に……なっちゃ……』
『変じゃない……すごく……可愛いよ……っ』
し――んとしたリビングに、また愛の営みの声が伝わってしまう。
流石に亮介も咳ばらいして視線を泳がせ、三広は鼻血が吹き出す前に予防策で鼻にティッシュを詰め込んで待機している。