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Love adventure
第51章 誘惑は狂おしく

「俺……もう無理だよ……」
「……待って」
ほなみは、彼の手を必死になって振りほどき、弾みでベッドの柵に頭をぶつけてしまった。
「いたっ」
「なにしてんの……大丈夫?」
「へ、平気だから!」
手をさしのべる彼から逃れ、ベッドから降りようとするが、勿論そんな事を彼が許すわけがない。手首を強い力で引っ張られ、再びベッドへ倒された。
「逃がさないよ」
「……」
ほなみは、彼の熱に浮かされた様な声に魅せられていた。
「こうなるまで煽ったのは……ほなみじゃないか……」
欲望にギラギラした目がほなみを捕らえ、見られているだけで身体じゅうがゾクゾクする。
「そうだけど……でも」
「……黙って抱かれろよ」
獣のような瞳の輝きの中に切ない疼きが見え、ほなみは心までが麻痺しそうになった。
彼女のそんな隙をついて彼の手はショーツに素早く手を掛けていた。
「やっ……待っ」
「ほなみ……好きだ」
「!」
「だからっ……我慢できる訳がないだろ……」
「西く……ん……」
♪君は恋(旋律)を奏でた
君は恋(旋律)を蒔いた
唐突に頭上でスマホが鳴り、ふたりの高まった熱が一瞬途切れた。
「ゴメンなさい…切っておけば良かった」
身を捩り、スマホに手を伸ばすが西本に止められる。
「放って置けよ……」
腕をつかまれてキスをされるとスマホは床に落ちた。
「……待って」
ほなみは、彼の手を必死になって振りほどき、弾みでベッドの柵に頭をぶつけてしまった。
「いたっ」
「なにしてんの……大丈夫?」
「へ、平気だから!」
手をさしのべる彼から逃れ、ベッドから降りようとするが、勿論そんな事を彼が許すわけがない。手首を強い力で引っ張られ、再びベッドへ倒された。
「逃がさないよ」
「……」
ほなみは、彼の熱に浮かされた様な声に魅せられていた。
「こうなるまで煽ったのは……ほなみじゃないか……」
欲望にギラギラした目がほなみを捕らえ、見られているだけで身体じゅうがゾクゾクする。
「そうだけど……でも」
「……黙って抱かれろよ」
獣のような瞳の輝きの中に切ない疼きが見え、ほなみは心までが麻痺しそうになった。
彼女のそんな隙をついて彼の手はショーツに素早く手を掛けていた。
「やっ……待っ」
「ほなみ……好きだ」
「!」
「だからっ……我慢できる訳がないだろ……」
「西く……ん……」
♪君は恋(旋律)を奏でた
君は恋(旋律)を蒔いた
唐突に頭上でスマホが鳴り、ふたりの高まった熱が一瞬途切れた。
「ゴメンなさい…切っておけば良かった」
身を捩り、スマホに手を伸ばすが西本に止められる。
「放って置けよ……」
腕をつかまれてキスをされるとスマホは床に落ちた。

