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Love adventure
第53章 you are mine

翌日、ふたりは朝一番の新幹線で帰った。
色々な事で気が動転していて、熱で寝込んでいるあぐりの事をすっかり忘れてしまっていたのだ。
それも思い出したのは西本と食事をしている時だ。
直ぐ電話をしてみたが、何度コールしてもあぐりは出なかった。
(熱以外は症状が無くて元気だったけど、あれから具合が悪くなっていたらどうしよう……
自分の事で頭が一杯で、悪い事をしてしまった……)
「大丈夫だよ、きっと。あぐりちゃんも子供じゃないんだしさ」
マンションのエレベーターの中で、西本は沈むほなみの頭を撫でた。
「……だといいんだけど……」
色々な事で気が動転していて、熱で寝込んでいるあぐりの事をすっかり忘れてしまっていたのだ。
それも思い出したのは西本と食事をしている時だ。
直ぐ電話をしてみたが、何度コールしてもあぐりは出なかった。
(熱以外は症状が無くて元気だったけど、あれから具合が悪くなっていたらどうしよう……
自分の事で頭が一杯で、悪い事をしてしまった……)
「大丈夫だよ、きっと。あぐりちゃんも子供じゃないんだしさ」
マンションのエレベーターの中で、西本は沈むほなみの頭を撫でた。
「……だといいんだけど……」

