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Love adventure
第53章 you are mine

彼は性急な手付きでベルトを外し、下着ごと膝までおろす。血潮の流れる音が聞こえて来そうな獣が今にも飛びかかってきそうに上を向いていた。
「や……駄目」
――それで責められたら、また自分は狂ってしまう。
抱かれる度に、その熱さと甘美さに夢中になって、身体に彼を刻み付けられて行く。
もう、その感触は消える事は無いのだろう。
身体を確かめ合う度に感じる快感と歓び。
貴方と愛し合える歓び……
幸せ、と思う以上に感じる恐ろしさ。
(――もし、貴方を失ってしまったら、私はどうなってしまうの――?)
ほなみの目には、また新しい涙が溢れそうになっているが、彼は薄く笑った。
「悪いけど……泣いても無駄だからね?」
「西君のバカっ……あっ!」
獣が蕾の辺りをジリジリとさ迷うと、ズクンという感覚と共に溢れるのが分かる。
焦らすように彼はゆっくり動いた。
「バカって」
「いつもこんな風に私を……変な風にして……ああっ」
「変じゃないよ……可愛いよ」
「もうっ……西君なんて……」
「ん……何?好きだって?」
「……っ」
頬に優しくキスしているが、蕾に狂暴な獣を今にも浸入させようとしていた。
「や……駄目」
――それで責められたら、また自分は狂ってしまう。
抱かれる度に、その熱さと甘美さに夢中になって、身体に彼を刻み付けられて行く。
もう、その感触は消える事は無いのだろう。
身体を確かめ合う度に感じる快感と歓び。
貴方と愛し合える歓び……
幸せ、と思う以上に感じる恐ろしさ。
(――もし、貴方を失ってしまったら、私はどうなってしまうの――?)
ほなみの目には、また新しい涙が溢れそうになっているが、彼は薄く笑った。
「悪いけど……泣いても無駄だからね?」
「西君のバカっ……あっ!」
獣が蕾の辺りをジリジリとさ迷うと、ズクンという感覚と共に溢れるのが分かる。
焦らすように彼はゆっくり動いた。
「バカって」
「いつもこんな風に私を……変な風にして……ああっ」
「変じゃないよ……可愛いよ」
「もうっ……西君なんて……」
「ん……何?好きだって?」
「……っ」
頬に優しくキスしているが、蕾に狂暴な獣を今にも浸入させようとしていた。

