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Love adventure
第54章 you are mine②

「い……稲川さんっ?」
ほなみは意外さに叫ぶ。
西本は、素早く上着でほなみの身体を隠し、自分もズボンを履く。
「お邪魔したね……僕は、もう帰るから、ごゆっくり」
稲川はサングラスを掛けると、あぐりの頬にキスした。
ほなみが唖然としていると、あぐりは決まり悪そうに言った。
「昨日……ちょうど時間が出来たって稲川さんから連絡があったの……話しをしたかったし」
「……そ、そうなんだね」
何とも言えない微妙な空気が漂う中、誰かが玄関から入って来て、裸に上着をかけただけのほなみは思わず身を縮めた。
リビングのドアを開けて入って来たのは――野村だった。
野村のちょうど目の前に稲川が立って、睨み合う形になった。
あぐりは髪を掻き上げて、ふたりから目を逸らす。
「やあ野村君、元気そうだね」
稲川がゆっくりと話す。
「何故貴方がここに……?」
野村は鋭い目を向けた。
ほなみは意外さに叫ぶ。
西本は、素早く上着でほなみの身体を隠し、自分もズボンを履く。
「お邪魔したね……僕は、もう帰るから、ごゆっくり」
稲川はサングラスを掛けると、あぐりの頬にキスした。
ほなみが唖然としていると、あぐりは決まり悪そうに言った。
「昨日……ちょうど時間が出来たって稲川さんから連絡があったの……話しをしたかったし」
「……そ、そうなんだね」
何とも言えない微妙な空気が漂う中、誰かが玄関から入って来て、裸に上着をかけただけのほなみは思わず身を縮めた。
リビングのドアを開けて入って来たのは――野村だった。
野村のちょうど目の前に稲川が立って、睨み合う形になった。
あぐりは髪を掻き上げて、ふたりから目を逸らす。
「やあ野村君、元気そうだね」
稲川がゆっくりと話す。
「何故貴方がここに……?」
野村は鋭い目を向けた。

