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Love adventure
第55章 バースデーパーティー

「綾ちゃんが一番マメに準備してたよな」
「ああ見えて細かい作業好きだからな~」
「そうなんだ……」
ほなみは、綾波がどんな顔をして色紙を切ったり貼ったりしているのかと想像し、可笑しくなって頬を緩ませた。
しかし、先日の事があるから会うのが気まずい。
また顔に出てしまったらどうしよう、と変な心配で頭を悩ませてしまう。
「計画した張本人なのに遅えなあ。もう奴抜きでやるか」
西本が憮然として言った。
「まあまあ、今に来ると思うよ」
三広がスマホをいじりながら西本をなだめる。
「遅れて来て目立つ、てのは高度なテクニックだな~綾ちゃん、狙ってんじゃね?ふああ」
亮介が欠伸をした。
「合コンじゃあるまいし……目立って誰の気を引くのさ~?」
三広がケラケラ笑う。
「そりゃあ……決まってるだろ」
西本君がほなみの肩をグイと引き寄せ、耳元に囁く。
「ほなみは、俺の側から離れない事……いいね?」
「……っ」
ほなみはときめいて、頬も身体も朱に染めた。
「ああ見えて細かい作業好きだからな~」
「そうなんだ……」
ほなみは、綾波がどんな顔をして色紙を切ったり貼ったりしているのかと想像し、可笑しくなって頬を緩ませた。
しかし、先日の事があるから会うのが気まずい。
また顔に出てしまったらどうしよう、と変な心配で頭を悩ませてしまう。
「計画した張本人なのに遅えなあ。もう奴抜きでやるか」
西本が憮然として言った。
「まあまあ、今に来ると思うよ」
三広がスマホをいじりながら西本をなだめる。
「遅れて来て目立つ、てのは高度なテクニックだな~綾ちゃん、狙ってんじゃね?ふああ」
亮介が欠伸をした。
「合コンじゃあるまいし……目立って誰の気を引くのさ~?」
三広がケラケラ笑う。
「そりゃあ……決まってるだろ」
西本君がほなみの肩をグイと引き寄せ、耳元に囁く。
「ほなみは、俺の側から離れない事……いいね?」
「……っ」
ほなみはときめいて、頬も身体も朱に染めた。

