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Love adventure
第57章 君は残酷な愛の天使

ほなみは手を振り上げ、智也の頬を叩こうとするが、彼は素早くその手をつかんだ。
「まだ震えてるぞ……こんなんで俺を殴れるのか?」
「ひっ……く」
「……泣くな」
智也は、しゃくり上げるほなみの頬に口付けた。
「私……っ」
抵抗するように細い腕で胸を押し、途切れ途切れに何か言おうとする。
別れの意思を伝えようとしているのだろうか。
「――言わせるものか……!」
唇を激しく吸い、長く長く咥内を掻き回した。
ほなみが息が出来ない程に強く抱き締めながら。
「んっ……んっ!」
苦しいのだろう。
彼女が僅かに動かせるのは指先だけだ。
このまま腕の中でバラバラに砕いてしまおうかと思った。
「まだ震えてるぞ……こんなんで俺を殴れるのか?」
「ひっ……く」
「……泣くな」
智也は、しゃくり上げるほなみの頬に口付けた。
「私……っ」
抵抗するように細い腕で胸を押し、途切れ途切れに何か言おうとする。
別れの意思を伝えようとしているのだろうか。
「――言わせるものか……!」
唇を激しく吸い、長く長く咥内を掻き回した。
ほなみが息が出来ない程に強く抱き締めながら。
「んっ……んっ!」
苦しいのだろう。
彼女が僅かに動かせるのは指先だけだ。
このまま腕の中でバラバラに砕いてしまおうかと思った。

