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Love adventure
第58章 jealousyの果て

『ああっ……智也……』
『……いやらしい身体だ……またこんなに……溢れさせて……ふふ』
電話口の向こうの声から、激しい情交の光景が頭に浮かび上がり、綾波の身体が一気に熱くなる。
「――っ」
だが唇をギュウと食い縛り自分を抑えた。
ほなみが、今まさに、智也に囚われ苛まれ続けているーー救い出さなければ。だが、どうやって?
祐樹が再びスマホを奪い、叫ぶ。
「――ほなみ、ほなみ!」
何度か呼びかけると、智也だろうか。溜め息混じりで話し始めた。
『……ふっ……君は……誰かな?……ほなみの、間男のミュージシャンか……?ふふ……』
『お前が智也か!?いきなりほなみを拐って……こんな事してただで済むと思うのか!」
『……妻を取り戻して……何が悪い?』
『あっ……あん……』
西本は、合間に聴こえるほなみの喘ぎ声に耳を塞ぎたくなる。
――聞きたくない。他の男に突かれている声など――!
『……いやらしい身体だ……またこんなに……溢れさせて……ふふ』
電話口の向こうの声から、激しい情交の光景が頭に浮かび上がり、綾波の身体が一気に熱くなる。
「――っ」
だが唇をギュウと食い縛り自分を抑えた。
ほなみが、今まさに、智也に囚われ苛まれ続けているーー救い出さなければ。だが、どうやって?
祐樹が再びスマホを奪い、叫ぶ。
「――ほなみ、ほなみ!」
何度か呼びかけると、智也だろうか。溜め息混じりで話し始めた。
『……ふっ……君は……誰かな?……ほなみの、間男のミュージシャンか……?ふふ……』
『お前が智也か!?いきなりほなみを拐って……こんな事してただで済むと思うのか!」
『……妻を取り戻して……何が悪い?』
『あっ……あん……』
西本は、合間に聴こえるほなみの喘ぎ声に耳を塞ぎたくなる。
――聞きたくない。他の男に突かれている声など――!

