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Love adventure
第60章 Destiny

浜田は観客を前にハイテンションに踊り続けている。
「よく体力が持ちますね……」
浜田が側転を決めて喝采を浴びるのをぼうっと眺めていたら、綾波に着ぐるみの頭の部分を脱がされた。
頭の部分を両手で掴まれ、至近距離に彼の顔がありドキンと胸が鳴る。
「少しは涼しくなるだろう」
「は、はい……」
「なんなら、全部脱いでも構わんが」
ニヤニヤしながら言われ、ほなみは赤面して言い返そうとするが、彼の切れ長の瞳を目の当たりすると、何故か喉が詰まってしまった。
黙りこむほなみに、綾波は口調を変え真面目な表情を向ける。
「……いや、他の奴に見せるのは惜しいな」
甘い色が沈んだ眼差しで見つめられ、ほなみの心臓は跳ね続けていた。
綾波はふと溜め息を吐き、目を逸らす。
「……あまり見つめると、またキスしそうになるから止めておくか」
「!?」
ほなみは思わず後ずさった。
「よく体力が持ちますね……」
浜田が側転を決めて喝采を浴びるのをぼうっと眺めていたら、綾波に着ぐるみの頭の部分を脱がされた。
頭の部分を両手で掴まれ、至近距離に彼の顔がありドキンと胸が鳴る。
「少しは涼しくなるだろう」
「は、はい……」
「なんなら、全部脱いでも構わんが」
ニヤニヤしながら言われ、ほなみは赤面して言い返そうとするが、彼の切れ長の瞳を目の当たりすると、何故か喉が詰まってしまった。
黙りこむほなみに、綾波は口調を変え真面目な表情を向ける。
「……いや、他の奴に見せるのは惜しいな」
甘い色が沈んだ眼差しで見つめられ、ほなみの心臓は跳ね続けていた。
綾波はふと溜め息を吐き、目を逸らす。
「……あまり見つめると、またキスしそうになるから止めておくか」
「!?」
ほなみは思わず後ずさった。

