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Love adventure
第76章 決意表明

彼の唇が小さく動いた。
「……せる……」
「え……何?」
西本は瞼を開くと、ほなみを見上げ笑った。
「俺は、ほなみを泣かせるかも知れない……
心配させるかも知れない」
彼のしなやかな長い指が、ほなみの頬を撫でる。
ほなみは、何の言葉も聞き逃すまいと神経を集中させていた。
「でも、泣かせたとしても……その何倍も笑顔にさせてみせるから――」
「西……君……!」
「俺は……ほなみを沢山笑わせるよ……笑い死にする程に!」
突然彼は起き上がり、ほなみを抱き上げてキスした。
「――ひゃっ!」
「うわあああ」
皆、驚いて目を丸くしたり、紅くなったり複雑な表情になったりした。
ふたりのキスはなかなか終わらない。
ほなみは最初は抵抗したが、甘い唇の責めに陥落して、西本の首に手をまわして身を任せていた。
「……せる……」
「え……何?」
西本は瞼を開くと、ほなみを見上げ笑った。
「俺は、ほなみを泣かせるかも知れない……
心配させるかも知れない」
彼のしなやかな長い指が、ほなみの頬を撫でる。
ほなみは、何の言葉も聞き逃すまいと神経を集中させていた。
「でも、泣かせたとしても……その何倍も笑顔にさせてみせるから――」
「西……君……!」
「俺は……ほなみを沢山笑わせるよ……笑い死にする程に!」
突然彼は起き上がり、ほなみを抱き上げてキスした。
「――ひゃっ!」
「うわあああ」
皆、驚いて目を丸くしたり、紅くなったり複雑な表情になったりした。
ふたりのキスはなかなか終わらない。
ほなみは最初は抵抗したが、甘い唇の責めに陥落して、西本の首に手をまわして身を任せていた。

