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第6章 その猥褻がリアルに

（あれでやられるのね）と思うが、早くしてほしくて堪らない。

その前にあの場面みたいに自分で下着を下げさせられるのだろうかと思うと、それは恥ずかしくていやだと思った。

専務が真後ろにやって来た。スカートをゆっくりとまくり上げられる。

一枚の布を除けられてお尻や腿裏に冷んやりとした外気の感触を覚えたが、専務に見られている眼差しはジンジンと熱く感じた。

「やっぱり、今日のパンツはピンクだったね。君は正直だ。この縁のレースまでさっきと同じだ」

と大きなお尻の丸ろみを具現しているショーツの縁をなぞられて悔やんだ。

そうだった。

やっぱり自分は専務の妄想に知らず知らずのうちに協感するようになっていたのだと。