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い.ん.り.ょ.く.
第12章 12羽
暗闇の中
低音の 打楽器の音が 反響する

緩やかに 音を刻む
地を揺らす 地響きの様に

徐々に 激しさをます 音
それに合わせて 中音の 打楽器が 緩やかに 絡み合う

2つの 音が 波の様に うねり出す

スポットライトが 2人の演奏者を 下から 淡い光で 浮き上がらせる

そこから 徐々に 他の音が 1つ1つ 重なり合っていく。。。



ーーーーーー


『さぁ~て 今から 打ち上げだ~~♡』

「それが メインかよ」

『そうだよ
今日は 優羽も 一緒だから 心置きなく 飲めるしさっ』

「。。。」

『なに 黙ってんの』

「あんま 飲むなよ」

『嫌っ 飲むって!
久々 大勢で 楽しく 飲めるのに!』

「俺を 労うって 想いは 無いのかい?」

『労う?』

「。。。」



会場を後にして 打ち上げ会場に 移動する

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