この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ジェミニの檻
第9章 distanse

「今迄、六花に甘えてたから…これからは俺に甘えて?部活も六花も、両方大事にするから」
「…うん」
「って事で取り敢えず次期キャプテンの権利を行使して、日曜日は試合前後のみ午前中だけ練習、それ以外は休み」
「ほ、んと?」
「夏が終わったら、日曜日は毎週デートだからな!遊び尽くす!!」
六花は満面の笑みで頷き、やっとシェイクを口にした。
「何処行きたい?いっぱい考えといて!俺も考えとくからさ」
「うん!」
店を出ると、自然に手を繋いだ。
「六花、ちょっと遅くなってもいい?」
そう言って由岐が連れてったのはクレープ屋さんだった。
「クラスの女子がここが美味いって言ってた、あ、梢じゃないから!」
全力で否定しながら、二人してショーケースのサンプルを見つめる。
「…うん」
「って事で取り敢えず次期キャプテンの権利を行使して、日曜日は試合前後のみ午前中だけ練習、それ以外は休み」
「ほ、んと?」
「夏が終わったら、日曜日は毎週デートだからな!遊び尽くす!!」
六花は満面の笑みで頷き、やっとシェイクを口にした。
「何処行きたい?いっぱい考えといて!俺も考えとくからさ」
「うん!」
店を出ると、自然に手を繋いだ。
「六花、ちょっと遅くなってもいい?」
そう言って由岐が連れてったのはクレープ屋さんだった。
「クラスの女子がここが美味いって言ってた、あ、梢じゃないから!」
全力で否定しながら、二人してショーケースのサンプルを見つめる。

