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ジェミニの檻
第9章 distanse

「きっと…本気だせばバレーボールもあいつの方が巧いと思う、はぁ、同じ遺伝子なのにさ」
「由岐くんは努力型なんだ」
「そ!かなりの努力家です」
「志貴、くんは、由岐くんに憧れてるんじゃない?」
「はっ!まさか!俺にはあいつが憧れるよーな所はないよ」
クレープも食べ終わり、手を繋ぐと六花の家へと向かう。
「じゃあ、またね」
「うん、バイバイ」
「…六花、キスしていい?」
「っ!…ん…」
ちゅっとリップ音を立てて一瞬重なる唇。
「また、うちに来てご飯作って」
「今度は由岐くんが作れないのにする」
意地悪を言ってみるものの、由岐はにっこり笑って肩を竦めた。
「じゃあー…きんぴらとか煮物かなぁ、定番の肉じゃがとか…あ、コロッケ!」
「ん!練習しておく」
頷いた六花、由岐は後ろ髪を引かれる思いで帰路に着いた。
「由岐くんは努力型なんだ」
「そ!かなりの努力家です」
「志貴、くんは、由岐くんに憧れてるんじゃない?」
「はっ!まさか!俺にはあいつが憧れるよーな所はないよ」
クレープも食べ終わり、手を繋ぐと六花の家へと向かう。
「じゃあ、またね」
「うん、バイバイ」
「…六花、キスしていい?」
「っ!…ん…」
ちゅっとリップ音を立てて一瞬重なる唇。
「また、うちに来てご飯作って」
「今度は由岐くんが作れないのにする」
意地悪を言ってみるものの、由岐はにっこり笑って肩を竦めた。
「じゃあー…きんぴらとか煮物かなぁ、定番の肉じゃがとか…あ、コロッケ!」
「ん!練習しておく」
頷いた六花、由岐は後ろ髪を引かれる思いで帰路に着いた。

