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寝取られ彼女。
第4章 Hongou Tatsuya
「お疲れっした」
「うーい」
「ラーメンでも行くか〜?」
「俺パース」
「じゃあ3人で行くか〜」
「じゃあな〜」
部活を終え友達を見送り、部室の近くの自販機で買った清涼飲料水を勢いよく喉に流し込む。
全て飲み干し、ゴミ箱にペットボトルを入れ帰ろうと踵を返すと…小走りで駆け寄ってくる足音が聞こえ、口角を上げた。
…迎えに来てくれたのか。
「たーつやっ」
ぴょんっと隣に立った小さな体。
ふわっといい香りが漂って、つい笑顔が零れた。
「亜衣ー、マジ疲れたー…」
「うんうん、お疲れさま〜」
しなだれるように抱き着く俺を拒む事もせず、ぽんぽんと背中を叩いてくれる亜衣。
…あぁムラムラしてきた。
部活の後って無性に女抱きたくなるんだよなー…まあその衝動が原因で数年前に亜衣と別れちゃったんだけど。
「あーい、部室行こ?」
「えぇ、また部室でするのー?」
「いいじゃん、この前部室のベンチ好きだって言ってたじゃん?」
「えぇ言ったけどぉ」
「はいはい行くよ〜」
「ひゃぁああっ」
俺らが最後だった為部室には誰もいない。
グラウンドから野球部の声が聞こえるが、まあまだ終わらないだろう。
声を殺して喘ぐ亜衣も最高にそそるからな。
部室に亜衣を連れ込み鍵を掛け、すぐにベンチに押し倒して唇を重ねた。
「…っ!ん、は…っ」
背中に背負っていたスポーツバッグがズレて、俺の体に体重がかかる。
めちゃくちゃに舌を絡めながら片手でネクタイをほどき、亜衣のネクタイもほどいてシャツのボタンに手を掛けた。
セーターの裾から手を突っ込みボタンを外し、下着に包まれた胸を鷲掴む。
既に硬くなっている胸の頂き。
ツンと弾くとビクッ、と跳ねた亜衣の体に口角を上げた。
「亜衣ちゃんの体は敏感でヤラシイですねえ…」
「んっ…」
言いつつ亜衣の体を起こし、セーターやシャツを脱がせて下着だけにする。
下は敢えて脱がさない。
これは俺の趣味だ。
上も中途半端にはだけてるのも堪らなくイイが、突いてると邪魔になってくる為脱がす。
俺もスポーツバッグを体から外してボール籠に寄りかからせ、亜衣の制服もその上に置く。
「竜也、あたしが脱がしたげる」
「お、イイね。お願いしまーす」
にこにこと俺のボタンを外し始める亜衣。