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夢を叶えて?ぺコリーヌ☆
第11章 目指せ体育会系ヒーロー!



茜はクッションを顔に押し付けたまま、小さく呟いた。



「勇人君……
心配だな……」




僕は、口の中目掛けて飛んで来るジャム達をちぎっては投げていたが、茜の呟きに耳がダンボになる。



(ええ?
心配て――僕の、何を?)


なんだろうか。
僕がグラス副委員長として職務を全う出来るか?という意味なのか、それとも……

(まさか!)


僕は急いで手鏡で自分の頭髪を確認する。



「。△。)⊃
安心したまえ!
生えてますYO!」


「生エテマスヨ――!
生エテマスヨー!」



ペコリーヌとジャムがケラケラ笑う中、僕は一瞬安堵するが、まさか茜は、僕の毛根が痩せ細りつつある事を知っているのだろうか――?



(前からは分からなくてもまさか、頭頂部とか後頭部がうっすいとか……)



僕は堅い身体を懸命に捩らせ、姿見の前で手鏡を使い自分の頭を映した。


(う――ん……
よくわからない)



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