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夢を叶えて?ぺコリーヌ☆
第12章 血と汗と涙と青春の特訓の日々
茜は、負けずに上から声を張り上げ、その手には広辞苑を持ち、
"また投げちゃうからね!"
とでも言う様に睨んでいる。
「は、勇人君に、乱暴したら許さないんだから――!」
「かっ……わも……とっ!」
僕は、茜の台詞に感動し感極まりガクブル震える。
(――な、なんだなんだ、この定番の青春的シチュエーションはっ!
これって、現実なのっ?それともドッキリなのっ?)
だが、そういう感慨に浸る暇はない。
剛川がいきり立ち、怒りの咆哮を上げながら胸を張ると、奴の体操服がメリメリと音を立てて破けた。
「ヒイッ――!?」
僕は、格闘ものにありがちな、しかし現実にはあり得ねーだろ的なイリュージョンを目の当たりにして顎が外れる寸前まで口をあんぐり開けて驚いた。
剛川は、腕や首、指をバキバキ鳴らしながら恐ろしい声で叫ぶ。
「いい度胸だなアマ――!そこで待ってろ――!
二度と刃向かえなくしてやるぜ――!」
「や……止めろォ!」
僕は、かっこ良く叫びたかったのだが、恐怖で声が裏返ってしまった。

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