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夢を叶えて?ぺコリーヌ☆
第3章 マイ・ラブリー・テディベア
――――――――――――
「はふっ……ひふっ……ふへふっ……むぐっ……」
僕は、食パンを口にくわえながら走って学校に向かう、という、いわゆる
『一昔前の少女漫画の主人公にありがちなシチュエーション』
を実践する羽目になった。
「むきゅむきゅ……はふっ…」
食べながら走る行為というのはやはりオススメ出来ない、と実感していた。
横っ腹が痛むし、パンが喉に突っ掛かりうまく飲み込めないし……
「ぐえっ……げほっ」
案の定咳込み、目眩まで起こる。
全身がだるかった。
(昨日は早くベッドに入ったのに、寝た気がしない……なんでだ?)
ふと時計を見ると、まだ全然余裕の時間だった。
「……バカバカしい。なぜに走らなきゃならん。もう歩こう……」
呟いた時、また例の声が聞こえてきた。
ぬらぬらぬらぬらぬら
(――きたな――!)
思わず空手のポーズで身構えた。

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