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繋がれた鎖
第5章 調教
私が目覚めたのはベッドの上だった

運転手さんも誰も居なかったが、サイドテーブルには
水とサンドイッチが置いてあった

なぜか犬用の食器に入っていた

ここに犬は居ないのに…

でもそれを見た途端に喉が渇いているのが解って

無性に飲みたくなって

お腹も空いてきた

手を伸ばして水だけでもと思ったが

私の首にはまた鎖が繋がれて

左手首にも鎖が繋がれていた

先程とは違い右腕は自由だったがサイドテーブルには届かない

辺りをゆっくりと見回すと「!!」

先程の部屋と違うのか

隅には大型犬用の檻があった

なんなの?いったい

中に犬が居るわけではなかったが

鉄格子になってるから怖い


視線をサイドテーブルに移した


あぁ…喉渇いた…

水飲みたい…一口だけでも

いくら手を伸ばしても届かない
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