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繋がれた鎖
第10章 後悔――運転手、野口――
野口「華子?解るか?お兄ちゃんだぞ?」


華子は薄笑いを浮かべたまま立ち上がった

「ふふっ…」

おもむろに僕の首に腕を回したと思ったら

濃厚なキスをしてきた


野口「華子!?」

僕は身体を離して顔を背けたが

華子の手は僕の股間をまさぐってきた


野口「華子!!やめろ!!」


思わず華子を突き飛ばしてしまった

華子はそのまんま倒れて、また笑っていた
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