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初花
第4章 猫柳
その夜。


先に 湯を使う、彼のもとへ向かうとき
衣桁にかけられた 牡丹の花が
闇に浮かんでいるのを 目にして

胸の奥が 昏く、けれど熱くなるのを感じた私は

湯舟で その身体を抱くなり
後孔を拡げるために 龍自らがいれた、つくりものを抜いた。


「あ、、湯が 入ります、」


「其方を此処で 愛でればよいこと」


易々と 持ち上がる細い腰を支え
そして滾り勃つ物を あてがえば、怯えてか 内腿が震えている



「壊したりはせぬ、私が愛おしむ肌は 柔らかいことなど
誰よりも知って居る」



穿つ硬さに耐えかねてか 仰け反る喉を濡れた手で撫で下ろせば
息の揺れるとおりに それを締めつけて搦めとる、龍


愛おしさが余った私は その肩を軽く咬んだ。



「あぁ、、あ、、」

彼の茎には 触れぬままなのに、達するときの喘ぎ
咄嗟に 己の手で根元を握り堪える仕草と、後孔の引き絞るような様


「何処までも 愛い」


囁けば なみだがひとすじ、桜色に染まった頬を流れ落ちた。






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