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オレは佐藤
第7章 合コン
震えたあと、ぐったりしてソファーに沈んだ遥香ちゃんの様子がおかしい。


見てみると



「気絶…?」



白目を剥いて完全に意識を途絶えさせていた。


久しぶりにここまでやってしまった。
学生時代以来か…。


あの時からか、周りで『佐藤 拓海を好きになってはいけない。』とか、いわれだしたのは…。


本人は知らないと思ってるようだが、俺の耳にもその噂が届いている。



「あーあ、タクちゃんやっちゃったんだー。」


昔を思い出し、落ち込んでいると溜め息混じりの声が聞こえた。

事が終わったらしい唯と日向が、白い目でこちらを見ていた。


てか、事が終わったあとのわ唯ってば…色っぽいな。


「主任………。」


日向が言葉を失っている。
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