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オレは佐藤
第8章 黒歴史
10分ほどで河原に着くと、そこにはトモヤ以外にも5人の男女がたむろっていた。
完全にヤンキーのたまり場である。
「おまたせ。」
オレは、チャリを降りその集団に近づく。
この集団は、地元では有名なヤンチャグループでオレはトモヤの親友と言うことで、たまに一緒に遊ぶ仲だった。
なので、彼らがいることと持っているもので大体これから何をやるのかは想像出来た。
「おし、んじゃ行くか!」
「タクミっち、今日は負けないからね!」
グループのリーダー的存在のカイトの合図でゾロゾロと移動がはじまる。
オレに肩を組んでニヤリと勝利宣言をするカナコを引きずりながら、オレもそれについていった。
オレ達が行った場所は、この付近でも有名な心霊スポットになっている廃墟。
しかし、
幽霊なんかはいない。
なぜなら、この家の住人はカイトの親戚で身寄りのないおじいさんが住んでいた。
いまは、不憫に思ったカイトの両親が引き取っていて家の処分は、色々あって時間がかかっているだけだ。
しかし、見た目がホラーな廃墟だからこそ、巷でそう言う噂が流れ尾びれが着きすぎて心霊スポットに成り上がって行ったのだ。
完全にヤンキーのたまり場である。
「おまたせ。」
オレは、チャリを降りその集団に近づく。
この集団は、地元では有名なヤンチャグループでオレはトモヤの親友と言うことで、たまに一緒に遊ぶ仲だった。
なので、彼らがいることと持っているもので大体これから何をやるのかは想像出来た。
「おし、んじゃ行くか!」
「タクミっち、今日は負けないからね!」
グループのリーダー的存在のカイトの合図でゾロゾロと移動がはじまる。
オレに肩を組んでニヤリと勝利宣言をするカナコを引きずりながら、オレもそれについていった。
オレ達が行った場所は、この付近でも有名な心霊スポットになっている廃墟。
しかし、
幽霊なんかはいない。
なぜなら、この家の住人はカイトの親戚で身寄りのないおじいさんが住んでいた。
いまは、不憫に思ったカイトの両親が引き取っていて家の処分は、色々あって時間がかかっているだけだ。
しかし、見た目がホラーな廃墟だからこそ、巷でそう言う噂が流れ尾びれが着きすぎて心霊スポットに成り上がって行ったのだ。