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教えてア・ゲ・ル♪
第11章 公開告白
「ここは僕が収めるから、しばらく保健室にでも避難してなよ」
あたしにだけ聞こえるように言って先輩がウインクした。
ムッとした顔であたしの腕を掴んで歩き出そうとした天志に少しだけ逆らい、
「先輩、どうしてこんなこと…」
一番気になっていたことを訊いてみた。
すると先輩は肩をすくめて
「スイーツ店で彼に会った時の態度で君の気持ちに気づいたからお節介を焼いた、というのは建て前で…僕のとこに来て欲しかったってのが本音」
それだけ言って走って行ってしまった。
あたしにだけ聞こえるように言って先輩がウインクした。
ムッとした顔であたしの腕を掴んで歩き出そうとした天志に少しだけ逆らい、
「先輩、どうしてこんなこと…」
一番気になっていたことを訊いてみた。
すると先輩は肩をすくめて
「スイーツ店で彼に会った時の態度で君の気持ちに気づいたからお節介を焼いた、というのは建て前で…僕のとこに来て欲しかったってのが本音」
それだけ言って走って行ってしまった。