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教えてア・ゲ・ル♪
第20章 【番外編】マユミの恋
「…正岡センパイは、どうしてあんなことしたんですか?明日奈センパイのこと本気で好きじゃなかったんですか?」

「うーん…あの時点では完全に諦めてたわけじゃないんだ。恋愛感情でなくても関係は良好だったし、僕のところに来てくれる可能性はゼロじゃないと思ってた。そもそも『好きな異性』と指定したわけじゃないから、冷静に考えれば『女の子の友達』を連れてきて誤魔化すことも出来たのに、彼女が真っ先に思い浮かべたのは佐久間君だったんだ」

正岡センパイはちょっと寂しそうに微笑んだ。

「そしたら応援するしかないだろ?」



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