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教えてア・ゲ・ル♪
第20章 【番外編】マユミの恋
「…もう いいです。顔、上げてください」

私は鼻水を啜りながらセンパイの肩を叩いた。

「許してくれる?」

なに、この人!?
捨て犬みたいな顔しないでよ!

黙って頷いただけで嬉しそうに笑うから、私の胸もちょっと温かくなった。

「マユミちゃんち、どこ?送っていくよ」

「いえ、大丈夫です!」

「心配ご無用!僕、大学の推薦決まったばかりだから不祥事は起こさないよ」




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