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教えてア・ゲ・ル♪
第20章 【番外編】マユミの恋
センパイはおもむろに立ち上がり、向かいのソファーから私の隣に移動してきた。

そして
「よく頑張ったね、マユミちゃん」
私を引き寄せ、ギュッと抱き締めてくれる。

「センパイ…こんなことされたら、私また…」

「泣きたいだけ泣いて、明日からまた笑顔を見せてよ」

「ふ…うええ…ッ…うわあああん!」

「よしよし」

私はセンパイにしがみついて声が嗄れるまで泣き続け、シャツの胸元を涙と鼻水でグショグショにしてしまった…

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