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教えてア・ゲ・ル♪
第5章 処女膜と天使の消失
ぐったりしながらも天志はしばらくあたしを抱き締めたまま髪を撫でている。

やがて呼吸が整ってくると、
「明日奈ちゃん…俺と付き合ってくれるよね?」
あたしの髪に顔を埋めて天志が囁いた。

「…」

「明日奈ちゃん?」

答えられずにいるあたしに天志が再度呼び掛ける。

「…ごめん」

やっと絞り出した声は小さく、天志の耳に届かない。




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