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教えてア・ゲ・ル♪
第7章 新学期
案内された席に着くと、さっそく先輩はキラキラした目でメニューを捲りだす。
「うわ〜、どうしようかなぁ〜アリスのティーパーティ、シンデレラのパンプキンムースに白雪姫のアップルパイ…うーん、どれも捨てがたい!」
あたしは乙女チックなネーミングにとてもついていけず、注文する時にあまり恥ずかしくない『チェシャ猫の尻尾ロールケーキ』に決めた。
「よし、じゃあ僕は『ラプンツェルの塔パフェ』にしようかな」
「え、本気ですか?」
それは写真を見ただけで胸焼けしそうな、花瓶みたいなグラスに盛られた巨大パフェだった。
「うわ〜、どうしようかなぁ〜アリスのティーパーティ、シンデレラのパンプキンムースに白雪姫のアップルパイ…うーん、どれも捨てがたい!」
あたしは乙女チックなネーミングにとてもついていけず、注文する時にあまり恥ずかしくない『チェシャ猫の尻尾ロールケーキ』に決めた。
「よし、じゃあ僕は『ラプンツェルの塔パフェ』にしようかな」
「え、本気ですか?」
それは写真を見ただけで胸焼けしそうな、花瓶みたいなグラスに盛られた巨大パフェだった。