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お気に召されたので。
第5章 誘われて
今日は散々だった。
朝から学校休んで親戚とかが来て僕の誕生日を盛大に祝いにきてた。
「大きくなったね天音君」
『有り難う御座います』
愛想笑いしてその場を繕う
この歳になってくると結婚の話まで入ってくる
まだ、僕は高校生なのに…
親戚全員色目使って僕を狙う
そんな事しても父さんが選ぶはずないのにね。
「ーーー」
「ーーー」
僕が大好きな父さんは恋人が沢山いる
母さんが無くなってから男の恋人ばっか作っては泣かしてたっけ?
まぁ、まだ36だから現役で泣かしてますけど