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お気に召されたので。
第7章 香月の前主人様

父さんの取引先の娘さん。

この前パーティーで話を少ししたら気に入られちゃったんだよねぇ

取引先だしもう少しだけ仲良くしとくかな。

『分かった。ではまた後で』

やや強引に電話を切り

「…天音殿?」

『凄く嫌だけど取引先の子の家に行くことにするよ。』

禍々しい笑みで百済を見つめる

「…某も」

『だめ。僕の百済をあんな奴に触らせたくもないし見せたくない。』

僕は一人で行くことにした。
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