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第10章 平成２８年２月…

四字熟語:諺など…

■【手を貸して縛られ首をのべて斬らる】

　人がよすぎて
わざわざ縛られるために
手を出し
斬られるために
首を出し
結局馬鹿な目にあう
ことのたとえ



■【造次顛沛】

ぞうじてんぱい

<意味>
慌ただしい一瞬の間。
とっさの間。そのような
つかの間にも怠りなく努力すること。

<解説>
孔子の言葉。
君子は、慌ただしいときや物につまずいたときでさえ、仁の心を忘れるべきではない、と
言ったことから。

<例>
社長ともなると、会社のことが造次顛沛も頭から離れません。



■【論より証拠】

あれこれ議論するよりも
証拠を
示すほうが物事は明らかになるものだという教え

　　類義語

　論は後証拠は先
　証拠が先
　百聞は一見に如かず



■【轍鮒之急】

てっぷのきゅう

<意味>
危険や困難などが
目前に迫っていて、
急を要すること。

<解説>
車の通ったあとの凹(くぼ)みにできた水たまりの中で、鮒が苦しんでいたことから。

<例>
恩師の轍鮒之急を聞いて
駆けつけたが、
ただ手を拱(こまね)いて見ているしかなかった。