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第11章 平成28年3月度

ご存じですか…？

■便秘。

便秘は、
ダイエットや不規則な食生活、運動不足、ストレスなど、日常の生活習慣に原因があることがほとんど。

つまり生活習慣を整えれば、たいていの便秘は解消できます。
早く治したいと便秘薬に
頼り過ぎると耐性ができてしまい、自力で排便できなくなります。
そうなるとさらに強い薬でないと効かなくなってしまいます。

必要以上に薬に頼ると
身体全体の働きまで悪影響を及ぼします。

①便を我慢すると、腸の神経が鈍くなり、便意を感じなくなります。
我慢するのは女性が多いようですが、したくなったら必ずトイレへ。
また、朝、便意がなくてもトイレに行き毎朝の排便を習慣づける努力を。

②朝食抜きや栄養バランスの悪い食事は、便秘の元。朝、起きて冷たい水や牛乳を飲むと腸が刺激されて
排便を促します。
ダイエットで食べる量が
減ると、便の量も減るため便秘になりがちなので注意を。

③食物繊維は消化・吸収されないので、そのまま大腸で便の元になるだけでなく、腸内を掃除してくれる役目も。便の量が多いと、
便も出やすくなります。
食物繊維を含むものは、
ひじきやわかめなどの海藻類、豆類、大根、ゴボウ、かぼちゃなどの根菜類です。また、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌は
整腸作用があります。

④適度な運動で腹筋を使うと腸のぜん動運動が活発になります。
腹部のマッサージやストレッチも効果的。