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第12章 平成２８年４月度

歌の紹介！

●「チキンライス」（歌／浜田雅功と槇原敬之：2004年）

この「チキンライス」という歌には、クリスマスソング＝ハッピーなラブソングじゃないところが、ジンと来る一曲です。

「親に気を使っていた
あんな気持ち
今の子供に
理解できるかな？」

そんな頃のクリスマスは、クリスマスケーキも
クリスマスチキンも一般的には定番では無くて、肉屋で買ってきたハンバーグのタネを母が焼いてくれて、キャベツの山盛りと、
ろうそく立て。
小さなろうそくのユラユラと揺らめいた灯り。
そんな夕飯の食卓を思い出します。



●「いい湯だな〜ビバノンロック」（歌／ザ・ドリフターズ：1968年：東芝）

1966年、デュークエイセスの「日本のうた」シリーズとして発表された
「いい湯だな」。温泉どころ群馬県の
「ご当地ソング」として作られたもの。
これを同じレコード会社ということで、ドリフターズがカバーしたものが、
この歌。

「８時だよ！全員集合！」という、ドリフターズの番組エンディングテーマとしてアレンジされたものでした。



●「恋の雪別れ」（歌／小柳ルミ子：1973年）

この年末年始もやたらと
放送されたのが、
「ものまね」番組でした。
「物真似」と漢字で最初は表記されていたように思います。物真似芸人さんが
ステージで、動物の鳴き声やら、身の回りにある様々な音を真似るもので、
「形態模写」なんて言い方もあったと思います。

その後、歌手が歌手を真似る「歌まね」、この時は第一次のブームが起きました。「物まね」という表記もあった頃で、その途中から「真似しやすい歌手」が登場し、芸達者な歌手がそれはそれはそっくりに真似ていました。