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作品集
第12章 平成28年4月度
◎幸運を呼ぶ宝箱※◎

◆85歳のおばあちゃんのお話しです。
先日、疎遠になっていた次女さんのお宅を尋ねたそうです。
次女さんはおばあちゃんの再婚相手の連れ子さんで、訳あって疎遠になってしまったそうです。
お家に上がると、そこにはおばあちゃんがずっと昔に、娘さんのお子さん(お孫さん)の初節句に揃えてあげた七段飾りのお雛さまが飾ってあったそうです。
随分な年数が経ったにもかかわらず本当に綺麗なお雛さまを見て、これまで箱に入ったまま放置されていたのではなく、大切な扱いを受けて来た事が手に取るように伝わって来たそうです。おばあちゃんは娘さんに「こんなに綺麗に、大事にしてくれてたんだね」
と伝えた時、娘さんから言われた言葉が忘れられないと私に教えて下さいました。娘さんの言葉はこうです。「決して裕福ではなかったのにお母さんが揃えてくれたお雛さまだもの。色々あって会えずに来たけれど、この25年間欠かさず
毎年飾って来ました」
疎遠になったと思っていたのは自分だけで、娘さんは自分を想ってくれていたのだと、おばあちゃんは泣きながら話して下さいました。おばあちゃんは最後にこう言われました。
「血のつながりがあるとかないとか、そういう事じゃなかったの、そこには想いがあるかどうかだったのね」娘さんの言葉、そして話してくれたおばあちゃんの言葉は、私の心にも静かに染み込んでいきました。


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☆ A 織田信長・豊臣秀吉が政権を握っていた時代

安土桃山時代は、織田信長・豊臣秀吉が政権を握っていた時代で、織豊時代とも言います。
信長の入京(1568年)から関ヶ原の戦い(1600年)まで33年間を指します。

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