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作品集
第12章 平成28年4月度
共に考えましょう!
◆元日本代表ゴールキーパー 楢崎正剛選手
自分のミスを
「受け入れる」ことで
悪循環を断ち切る常に動き続けるサッカーという
スポーツにはミスがつきもの。
自分が犯したミスにとらわれてしまうと、
プレーの制裁をかき
、ミスが連続するという
悪循環にはまりやすい。
自分のミスといかに対峙すべきか。
そのカギは、やはり“心”にある。
ゴールキーパーは、
ミスが失点に直結する
ポジションだ。
失った点を取り戻すことはできないだけに、
ゴールキーパーにとって、自分のミスを起因する失点への自責の念はことさら強い。
名古屋グランパスに所属する元日本代表ゴールキーパーの楢崎正剛はこう振り返る。
「失点の原因すべてが
ゴールキーパーにあるわけではないけれど、ぼくはどんな失点も全部自分の責任だと思っている」
「昔は失点を引きずって崩れてしまい、さらに失点を許し、大敗。そしてまた、その大敗が影響をして連敗するという悪循環に陥ったこともありました」
そんな彼が約20年に及ぶ
ゴールキーパーとしての
キャリアのなかで、失点による心のダメージを克服するための術として身に付けたのが、
「失点という現実をそのまま受け入れる」
こと。
悪循環を断ち切るためには、ミスしてしまったという自分自身を許容する心の強さが必要なのだ。
それには、どんな現実にも動じない精神力が必要とされる。
心の強さというものは、頑丈さではなく、あるがままに受け入れることができる柔軟性なのかもしれない。
◆元日本代表ゴールキーパー 楢崎正剛選手
自分のミスを
「受け入れる」ことで
悪循環を断ち切る常に動き続けるサッカーという
スポーツにはミスがつきもの。
自分が犯したミスにとらわれてしまうと、
プレーの制裁をかき
、ミスが連続するという
悪循環にはまりやすい。
自分のミスといかに対峙すべきか。
そのカギは、やはり“心”にある。
ゴールキーパーは、
ミスが失点に直結する
ポジションだ。
失った点を取り戻すことはできないだけに、
ゴールキーパーにとって、自分のミスを起因する失点への自責の念はことさら強い。
名古屋グランパスに所属する元日本代表ゴールキーパーの楢崎正剛はこう振り返る。
「失点の原因すべてが
ゴールキーパーにあるわけではないけれど、ぼくはどんな失点も全部自分の責任だと思っている」
「昔は失点を引きずって崩れてしまい、さらに失点を許し、大敗。そしてまた、その大敗が影響をして連敗するという悪循環に陥ったこともありました」
そんな彼が約20年に及ぶ
ゴールキーパーとしての
キャリアのなかで、失点による心のダメージを克服するための術として身に付けたのが、
「失点という現実をそのまま受け入れる」
こと。
悪循環を断ち切るためには、ミスしてしまったという自分自身を許容する心の強さが必要なのだ。
それには、どんな現実にも動じない精神力が必要とされる。
心の強さというものは、頑丈さではなく、あるがままに受け入れることができる柔軟性なのかもしれない。