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作品集
第18章 平成28年10月1日
大事ですね…

◆シェイクスピアも「人生は舞台だ」と、言っている。つらい時こそ、この言葉を思い出したらいい。

舞台の上でドラマを演じているわけだから、いろんなことが起こって当然。
良いことも悪いことも必ず起こる。つらい時こそ、自分に「わたしは女優なんだ」と言い聞かせてやる。
悲劇のヒロインなんだから、悲劇の中にいるのも、わたしの仕事なんだと割り切る。そして、どんな風に演じるかを考えてみる。
それをやっていると、もう一人のわたしが、自分を見つめている気分になって、何となく悲しみもやわらいでくる。

人生は舞台。主役は自分。まわりはみんな脇役。
そして、いちばん熱心な観客もまた、自分なのだ。
観客は、コメディを見て
大笑いし、悲しい場面では一緒に涙を流す。
そんなふうに考えれば、
悲しみも和らぐし、楽しさは倍増する。この喜びをどう表現しよう。どう伝えようと考えていると、不思議と周囲も楽しさや喜びに巻き込むことができる。
この役者になるテクニックも知っておくと、悲しいとき、つらいとき、うれしいとき、楽しいとき、大いに役立つ。ある友人は、子供を亡くした。この悲しみは、ぜったい本人にしかわからないし、わたしたちが、中途半端に慰められるものでもない。彼女も泣くだけ泣いた。そうして、さんざん泣いたその後に、
「人生には、こんなドラマも起こるんだ」と、自分に言いきかせたというのだ。
「ここからの筋書きは、自分で作るんだ」
彼女は、ボランティアを始めて、子どもたちのために動きだした。
「あの子が、わたしにこれをしろと言うの」
今、彼女は、イキイキと
ステキに生きている。
そんな悲しい過去があったとは思えないくらい、輝いている。
もちろん、彼女の心の奥には、眠っている悲しみがあるのだろう。だけど、彼女を見ていると、ほんとにつらいことは、無理にでも、舞台のワンシーンにしてしまうことも大切だと、つくづく教えられる。
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