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第19章 平成28年11月１日

共に考えましょう！

◆誰の人生にも、ツキに恵まれるときと、そうでないときがある。

まず、
ツキに恵まれたときは、
好調に気を許すことなく、つねに最悪の事態を
想定して、それへの備えを怠らない。
一瞬の油断が命取りになることを肝に銘じ
、なにごとにつけ、
慎重な対応を旨とする。
逆に、
ツキに見放されて逆境に
つき落とされたときは
、どうするか。

誰でも一度や二度はそういう状態に追い込まれるが、「塞翁が馬」を信ずるかぎり、あせる必要もないし
ヤケになることもない。
そういうときは
、辛抱、辛抱と自分に言い聞かせて耐えるのだ。

同じ耐えるのでも、
真っ暗闇のなかで耐えるのではなく、前途に光明を認めながら耐えるのである。
経営も、人生も、照る日もあれば曇る日もある。

ドン底のときは、
へんにジタバタしないで、じっくりと力を蓄えながら、上げ潮のときを待つことが望まれるのである。