この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
作品集
第19章 平成28年11月1日
共に考えましょう!

◆明治生まれの詩人:
河井酔茗作の「ゆずり葉」という詩の紹介です

子供たちよ。
これはゆずり葉の木です。このゆずり葉は 新しい葉が出来ると 入り変わってふるい葉が落ちてしまうのです。 こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい葉が出来ると無造作に落ちる 新しい葉にいのちをゆずって・・・。
子供たちよ。
お前たちは何をほしがらないでも すべてのものがお前たちにゆずられるのです。 太陽のめぐるかぎり
ゆずられるものは絶えません。かがやける大都会も そっくりお前たちがゆずり受けるのです。 読みきれないほどの書物も みんなお前たちの手に受け取るのです。 幸福なる子供たちよ お前たちの手はまだ小さいけれど・・・。 世のお父さん、お母さんたちは 何一つ持ってゆかない。 みんなお前たちにゆずってゆくために いのちあるもの、よいもの、美しいものを、 一生懸命に造っています。 今、お前たちは気が付かないけれど ひとりでにいのちは延びる。
鳥のようにうたい、花のように笑っている間に
気が付いてきます。
そしたら子供たちよ。
もう一度ゆずり葉の木の下に立って ゆずり葉を見る時が来るでしょう。


/1952ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ